夫婦・家族で共有できる習慣化アプリと家事分担アプリ7選【2026年】

夫婦や家族で家事や習慣を共有できるアプリ7つを、何を共有できるか、日本語表示、日本のApp Storeでの料金と評価で比べました。

Routinery2026年10月21日·読了18分
同じ習慣リストを表示した2台のスマートフォンを、パートナー同士が1台ずつ持っている様子
目次比較表: 7つのアプリで何を共有できるか選び方: 誰と何を共有したいかで決める研究でわかっていること: 周りの支えは一部の健康習慣と関係するRoutineryの位置づけ: 進み具合は共有、ルーティンは別々調べ方: この記事での「無料」と「共有」よくある質問: 夫婦・家族でアプリを共有するとき参考文献: この記事で引用した資料

最終更新日: 2026年10月19日

結論: 夫婦で家事分担を共有するなら、掃除当番はPikaPika、家族の予定はTimeTreeがおすすめで、どちらも日本語で使えます。同じ習慣の記録を2人で見せ合うだけならHabitShareが無料ですが、表示は英語のみです。予定と買い物リストをまとめて管理するCozi、家事をパーティーで協力して進めるゲームにするHabitica、無料プランで1つのプロジェクトを5人まで共有できるTodoistも比べました。Routineryは一人ひとりが自分のルーティンを持ち、進み具合を友だちに見せるタイプです。日本のApp Storeで「ファミリー共有」の記載があったのは、7つの中でRoutineryだけでした。料金と評価は2026年10月19日に日本のApp Storeで確認しています。

夫婦そろって寝る時間を早めたい。共働きで、食器洗いと洗濯を交代でやっている。どちらも家族が絡む習慣ですが、習慣化アプリの多くは使う人が1人である前提で作られています。同じ一覧を複数のアカウントで見る仕組みがないと、記録は持ち主のスマホの中だけです。ほかの家族は本人に聞くしかありません。

ここで取り上げる7つは、どれも2人以上で使うことを想定したアプリです。私たちのRoutineryも入れました。記録は一人ずつ別にしたまま、1つのサブスクリプションを家族で共有できるアプリです。表は用途ごとに並べました。総合順位は付けていません。

習慣を共有するアプリでは、2人が同じ連続記録を見ます。HabitShareがこのタイプで、どちらかが休めばもう1人にわかります。記録までは見せたくない夫婦もいます。そういう家庭に合うのはサブスクリプションの共有で、支払いは1回、記録はそれぞれ非公開のままです。

比較表: 7つのアプリで何を共有できるか

アプリ向いている使い方共有されるもの日本語表示評価(件数)料金対応機種
HabitShare2人で同じ習慣を見せ合う習慣と連続記録なし(英語のみ)5.0(3件)無料iOS, Android
PikaPika家族や同居人と掃除を分担する掃除の予定と担当あり4.4(159件)アプリ内課金 月額¥100、年額¥600、買い切り¥1,000iOS(Androidは確認できませんでした)
TimeTree夫婦・家族の予定をまとめるカレンダーあり4.6(106万件)無料、プレミアム ¥300〜iOS, Android
Cozi Family Organizer家族の予定、家事、買い物リストカレンダーとリストなし(英語のみ)4.5(90件)無料、Cozi Gold 年額¥5,000〜iOS, Android, Web
Habitica家事をパーティーで協力して進めるゲームにするパーティーのタスクとペナルティあり4.4(291件)無料、月額¥550、12か月¥5,400iOS, Android, Web
Todoist1つのプロジェクトを最大5人で回すプロジェクトとタスクあり4.6(2.2万件)無料、Pro 月額¥890、年額¥8,080iOS, Android, Webほか
Routinery一人ひとりが自分のタイマー付きルーティンを進める進み具合(友だちに公開)、サブスクリプションあり4.6(3,327件)無料、月額¥590、年額¥4,200iOS, Android

評価と料金は2026年10月19日に日本のApp Storeで確認した数字です。Google Playの評価は全アプリ分そろわなかったため、App Storeの値に統一しました。HabitShareの5.0は、3件の評価から出た数字です。

表の「共有されるもの」を見ると、上の6つはどれも、家族やパートナーと同じリストや予定を一緒に使うタイプだとわかります。

選び方: 誰と何を共有したいかで決める

2人で同じ習慣を見せ合いたい。 HabitShareはこの用途だけに絞ったアプリです。友だちやパートナー、同居人を追加して見せたい習慣を選ぶと、2人の画面に同じ連続記録が出ます。有料プランはありません。日本のApp Storeの掲載ページでは表示言語が英語だけで、評価もまだ3件です。

家事を家族全員に見えるようにしたい場合、連続記録は役に立ちません。自分の画面にしか出ないからです。掃除の分担ならPikaPikaです。公式の説明文でも「家族・同居人・パートナーで共有して使える掃除管理アプリ」とうたっています。掃除の予定を自動で組み、家族や同居人と担当を分けられます。

Coziは、予定や買い物まで含めて家のこと全体を共有するアプリです。共有カレンダー、買い物リスト、ToDoリストが家族全員の画面で更新され、変更があれば自動で通知が届きます。ここまでは無料版で使えます。有料のCozi Goldでは広告が消え、月表示のレイアウトと誕生日の管理が加わります。日本のApp Storeでは英語表示のみです。Google Playの説明文には、米国向けのアプリなので米国外では一部の機能が期待どおりに動かない場合がある、とも書かれています。家族の予定を日本語で共有するならTimeTreeが定番で、日本のApp Storeで106万件の評価が付いています。TimeTreeに習慣を記録する機能があるかは確認できませんでした。

表を見せても動かない家族がいて、ゲームなら乗ってくる。 HabiticaのParty(パーティー)機能では、友だちや家族を同じチームに入れられます。自分のタスクを片付けるとパーティー全体が得をし、さぼると全員が痛手を負います。アプリ自身もApp Storeの説明文で、パーティーを組めば友だちと一緒にタスクをこなしながらお互いにサボれなくなる、と紹介しています。食器洗いの担当を決めたいだけなら、手間が多すぎます。ゲームに興味のない人には画面のほとんどが余計なものなので、Todoist、Cozi、PikaPikaで足ります。

Todoistは本来タスク管理アプリで、無料プランのまま最大5人とプロジェクトを共有できます。全員が同じリストを見て、チェックを付けられます。引っ越しの準備や週末のまとめ買いの分担向きです。習慣に一番近い機能は繰り返しタスクで、習慣の記録機能そのものはありません。有料のProにすると、共有できる人数が増えます。

それぞれ自分の朝を整えたい、支払いは1回で済ませたい。 ここまでの6つは、この場合に対応していません。Routineryは1人分のルーティンを時間で区切ったステップで進めるアプリなので、同じ家に住む2人なら別々のルーティンを作って、それぞれ進めます。ルーティンの進み具合は友だちと、有料プランは家族と共有できます。日本のApp Storeの掲載ページに「ファミリー共有」の記載があり、1つのサブスクリプションをファミリーグループで使えます。友だちとの共有は「発見」タブの中にあり、Routineryの更新情報ではルーティンの進み具合を友だちと共有する場所と説明しています。

習慣トラッカー、ToDoリスト、ルーティンアプリの違いがまだはっきりしない場合は、習慣トラッカー、ToDoリスト、ルーティンプランナーの比較で整理しています。誰とも共有しなくていい、連続記録が伸びるだけで続けられるという人には、連続記録型の習慣化アプリの代わりを集めた記事が合います。

研究でわかっていること: 周りの支えは一部の健康習慣と関係する

2025年に発表された既婚夫婦94組の研究では、それぞれが感じている周りからの支えの大きさと、いくつかの健康行動との関係を調べています。最もはっきりした関連は、本人の中で見られました。支えを強く感じているかどうかが、本人の睡眠の質と関連していました(p = 0.002)。夫婦の間で見られた関連も1つあります。一方が感じている支えの大きさが、もう一方の飲酒量と関係していました(p = 0.033)。

対象は94組と少なめです。多くが白人で大学卒、結婚生活は平均27年でした。長く連れ添った夫婦の結果なので、結婚して間もない2人やルームシェアの相手に当てはまるかは、この研究からはわかりません。

同じ年に出たスコーピングレビューは、もっと広い範囲の研究をまとめています。テーマは、デジタルヘルスのアプリを使い続けてもらうために人が支える仕組みで、著者らはこれを「支援的アカウンタビリティ」と呼んでいます。6つのデータベースから217本の候補論文を集め、実際に人による支援を試した査読付き研究36本に絞り込みました。著者らによると、これまでの研究の大半は「アカウンタビリティ(責任を持たせること)」だけを扱っていて、同じモデルでアカウンタビリティと組になる要素とされる「絆」と「正当性」は、ほとんど調べられていません。

共有アプリを使った人の習慣が良くなったかどうかは、どちらの研究も測っていません。

Routineryの位置づけ: 進み具合は共有、ルーティンは別々

Routineryは私たちが作っているアプリです。そのつもりで読んでください。以下の内容は、すべて私たちが公開しているページで確かめられます。

できないこと。 共有アカウント、パートナー用の管理画面、家族の家事リストはありません。1つの習慣や連続記録を2人で持つ仕組みもなく、相手の分にチェックを付けることもできません。そうした使い方にはHabitShareがあります。誰かがステップを始めたり飛ばしたりしたときに家族へ通知が届く機能は、公開している情報には書いていません。その機能を目当てに購入するのはおすすめしません。

有料プランを家族で共有できる。 日本のApp Storeの掲載ページには「ファミリー共有を有効にすると、一部のアプリ内購入およびサブスクリプションは、ファミリーグループと共有できる場合があります。」というAppleの定型文があります。4人家族なら、1つのサブスクリプションでそれぞれが自分のルーティンを使えます。年額¥4,200を4人で割ると、1人あたり¥1,050。HabitShareは無料、PikaPikaは年間プラン¥600なので、タイマー付きのルーティンを使いたい家庭なら、この1人あたりの額で比べてみてください。7つの掲載ページはすべて2026年10月19日に同じ方法で確認し、この定型文があったのはRoutineryだけでした。記載がなくても共有できないとは限りません。ほかの6つについては、できるかどうかわかっていません。

「友達」機能は、更新情報でルーティンの進み具合を友だちと共有するものと説明しています。App Storeの更新内容によると、置き場所は「発見」タブです。同じ習慣を一緒に持つ必要はありません。夜のルーティンが続いているかどうかを、パートナーに見てもらえます。

家族のカレンダーや家事当番表がほしい人には、Routineryは向きません。TimeTree、Cozi、PikaPika、Habiticaのどれかを選び、1つの連続記録を2人で持ちたいならHabitShareを選んでください。

調べ方: この記事での「無料」と「共有」

表の料金、対応機種、評価は2026年10月19日に、各アプリの日本のApp Store掲載ページ、料金ページ、またはその両方で確認しました。共有機能については、各アプリの公式説明をそのまま、または要約して紹介しています。レビューサイトや比較ブログの情報は使っていません。同じプランに複数の金額が出るアプリもあり、表には月額と年額の代表的な金額を載せました。Cozi Goldは¥5,000から¥9,000まで表示が分かれていたので、一番安い年額に「〜」を付けています。

ファミリー共有は7つすべてで同じ方法を使い、日本のApp Store掲載ページの「サポート」欄にAppleの定型文があるかを見ました。この文は開発元が機能を有効にしたときにだけ表示されます。あれば対応、なければ未確認として扱っています。Routineryは私たちのアプリですが、ほかの6つと同じ根拠で載せ、内容はすべて掲載ページで確かめられるものに限りました。

家事の分担を売りにしているOurHomeは、日本のストアで今もインストールできるかを公式の情報で確認できなかったため、外しています。

評価はApp Storeの数字だけを使っています。Google Playの評価は一部のアプリしか取れず、たとえばRoutineryは4.4でした。

よくある質問: 夫婦・家族でアプリを共有するとき

夫婦で家事分担を共有できるアプリでおすすめは?

掃除当番を分けたいなら、PikaPikaです。日本語で使え、家族や同居人、パートナーとの共有を前提に作られています。家族の予定を共有するならTimeTree、予定と買い物リストをまとめたいならCoziですが、Coziは英語表示のみです。「毎日ストレッチする」のような個人の習慣を2人で見せ合いたいなら、HabitShareが無料で使えます。こちらも表示は英語です。

子どもの朝の支度を家族で見える化できるアプリはありますか?

子どもの朝の支度を家族で見守るための専用機能は、今回の7つには見当たりませんでした。Coziは学校や習い事の予定を含む家族の段取りを想定していて、字が読める年齢の子どもならリストを使えます。ただし表示は英語です。家事を嫌がる子どもには、Habiticaのゲーム形式という手もあります。HabitShareとTodoistは大人同士の共有を前提にしていて、子ども向けの設定はありません。Routineryは朝のルーティンを時間で区切ったステップで進めるアプリですが、家族が進み具合を見る専用の画面はなく、共有できるのは友だち機能での進み具合までです。

共働き夫婦で家事の習慣を続けるコツは?

続けたいものを、2人で同じ記録を見るべき習慣と、誰がやってもいい家事に分けてから、アプリを選んでください。自分の行動を相手に見てほしいならHabitShare、誰かがやれば済む家事ならPikaPikaやCoziのような共有リストが合います。家事を習慣として続けるコツそのものを調べた研究は、この記事では扱っていません。

パートナーと無料で習慣を共有できるアプリはありますか?

あります。HabitShareには有料プランがなく、Coziの共有カレンダーとリストも無料版で使えます。Cozi Goldで増えるのは広告なしの画面などで、共有自体は無料です。Todoistはもともとタスク管理アプリですが、無料プランのまま1つのプロジェクトを最大5人で共有できます。

Coziと習慣トラッカーは何が違いますか?

HabitShareのような習慣トラッカーは、今日もできたかを記録して連続記録を表示します。Coziは、今夜の習い事、明日の通院、スーパーで買うものを家族全員で把握するためのアプリです。内容が変わると、家族に自動で通知が届きます。毎日の習慣を続けられたかどうかは記録しません。併用するなら、家族の段取りはCozi、ほかの人に見せる必要のない習慣は別のアプリ、と分けられます。

家族で1つの習慣化アプリのサブスクリプションを共有できますか?

アプリによります。対応するかは開発元が決め、有効にするとApp Storeの掲載ページの「サポート」欄に定型文が表示されます。今回の7つでは、2026年10月19日の時点でこの文があったのはRoutineryだけでした。HabitShareは有料プランがないので、共有するものがありません。PikaPika、TimeTree、Cozi、Habitica、Todoistは記載がなく、確認できませんでした。家族で費用を分けるつもりなら、買う前に各アプリのサポートページを見てください。

習慣を共有することとアカウントを共有することは同じですか?

違います。習慣の共有では、2人が同じ連続記録を見ます。HabitShareがそのためのアプリです。アカウントやサブスクリプションの共有では、1回の支払いで複数の人が使え、記録はそれぞれ非公開のままです。ファミリー共有がこれにあたります。片方だけが記録を見てほしい夫婦なら、用途ごとにアプリを分けてください。

参考文献: この記事で引用した資料


著者について。 Routineryチームが書きました。Routineryは1人ずつ使うルーティンアプリを作っているので、この比較には私たちの利害が関わっています。それでも上の比較に入れ、Routineryについての記述はすべて、ほかの6つと同じくApp Storeの掲載ページを出典にしています。

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