長く使い続けられている習慣化アプリはどれ? 継続率の代わりにレビューで見たランキング【2026年】

継続率を公開している習慣化アプリはありません。Google Playのレビューで長く使っていると書いた人の割合を数え、7つのアプリに順位を付け、習慣化アプリのまとめ記事で紹介されている2つも並べました。1日休んだときに各アプリで何が起きるかも、公式の説明から整理しています。

Routinery2026年10月22日·読了32分
1週間から数年までの時間軸に沿って並んだ7つの習慣化アプリのアイコン
目次順位付けの難しさ: 知りたい数字はどこにも公開されていない途中でやめる人の研究: リマインダーは効き、ゲーム要素は薄れていく比較表: ランキングの7つと、Applivで紹介されている2つLoop Habit Tracker: 休んだ日のことを文書で答えている唯一のアプリHabitica: 休むと体力、ゴールド、装備を失うRoutinery: 戻る方法が2つ文書にある。無料プランの上限にはすぐ当たるStreaks: 途切れると0日に戻り、ヘルプはアプリの中にあるそのほかのアプリ: 文書がそこで途切れている選び方: いつもどこでやめてしまうかから考える始め方: いちばん調子のいい月より、いちばん苦しかった月に合わせる調べ方: 数えたものと、数えられなかったものよくある質問: 習慣化アプリをどれくらい続けられるか参考文献: 本文で引用した資料このガイドについて: 書いた人と、作っているもの

最終更新日: 2026年10月20日

結論: 利用者がどれだけ長く使い続けているかを公開している習慣化アプリは1つもありません。そこで、いちばん近い公開データとして、レビューに「何か月も」「何年も」使っていると書いた人の割合で順位を付けました。1位はLoop Habit Tracker(直近レビューの2.17%)、2位HabitNow(0.97%)、3位Habitica(0.87%)で、Routineryは0.43%、Fabulousは0.13%です。StreaksはGoogle Play版を確認できず、この方法では計測できませんでした。数字はあくまで弱い手がかりです。隣の列にある、1日休んだときに何が起きるかの公式の説明と合わせて読んでください。

「習慣化アプリ おすすめ」で検索すると、どれなら続くかを教えてくれそうな記事がいくらでも出てきます。ところが、それを決められる数字は各社の中にしかありません。外からは見えないのです。そこで今回は、読んだ人が自分で開いて確かめられる材料だけを使って、この問いに答えを出してみました。

順位付けの難しさ: 知りたい数字はどこにも公開されていない

継続率を公開している習慣化アプリは、探した範囲で1つもありませんでした。2026年9月17日、ランキングに入れた7つについて、公式サイト、ストアの掲載ページ、ヘルプページを順に開いています。30日後の継続率も、平均の利用期間も載っていない。それに近い数字すらありません。ストアの星で代わりになるかといえば、なりません。星はレビューを書いたその日の気分を映すもので、1年後もそのアプリを開いているかまでは教えてくれないからです。

手元で確かめられるのは、続く人とやめる人の違いを調べた研究と、休んだ日の扱いを各アプリが公式にどう説明しているか。加えて、レビューの数を私たちが自分で数えました。注意点の多い数字なので、数え方は最後の「調べ方」に回しています。

途中でやめる人の研究: リマインダーは効き、ゲーム要素は薄れていく

行動変容を目的としたアプリで途中でやめる人の割合は、アプリごとではないものの、研究で測られています。JAMA Psychiatryのシステマティックレビューはうつと不安のアプリの臨床試験79件をまとめ、介入期間の終わりまでに18.6%、追跡調査の時点では28.4%が脱落したと報告しました。予測区間はどちらも広くなっています。習慣化アプリに関係してくるのは、平均値の内訳です。リマインダーと人とのやり取りがあり、ゲーム要素を入れていない試験。そこでは脱落が少なくなっていました。もっとも、対象はメンタルヘルスのアプリです。習慣トラッカーにも当てはまると考えるのは私たちの推測で、著者はそこまで言っていません。

支援の量で続き方が変わる様子は、21日間のセルフモニタリング試験にも表れています。記録の実施率は支援なしで0.55、個別のフィードバックありで0.72、手厚い支援ありで0.83でした。3週間のうちに3つのグループとも下がり、落ち方がいちばん急だったのは支援なしのグループです。測っていたのは、減量プログラムの中の食事記録。習慣にチェックを付けるのとは作業が違うので、ここで参考にしたいのは、下がっていく曲線の形のほうです。

ゲーム要素は、効いたあとで効かなくなります。15件のランダム化比較試験、計5,075人を対象にしたメタ分析によると、ゲーム要素のある介入は対照群を上回り、リスク比は6か月以内で1.91、6か月を過ぎると1.37まで下がりました。目新しさが薄れたため、というのが著者の説明です。どちらの時期にも効果はあります。4月に始めたポイント集めが、秋には宿題のように見えてくる理由も、この数字で説明がつきます。

アプリは連続記録を大きく見せますが、1日休んだ影響は見た目ほど大きくありません。習慣づくりの話でよく引用される数字の多くは、12週間の日記研究から来ています。96人が84日間、毎日の行動を記録したこの研究で、著者は、行動の機会を1回逃しても習慣が身につく過程にはほとんど影響しなかったと結論づけました。自然にできるようになるまでの日数は、18日から254日まで。人によってこれだけ違います。休んだあとにどう反応するかで、進み具合は変わります。2025年の質的研究では、自分で決めた基準を守れなかったとき、27人の参加者は計画を小さくするより、まるごとやめてしまう傾向がありました。

研究から見ると、人が使い続ける習慣化アプリは、ちょうどいいときに知らせてくれて、何から順にやるかを画面に出してくれるものです。休んだあとに戻ってこられる場所があるかどうかも効いてきます。これがあると、0か100かで考えてしまうクセに振り回されにくくなります。

比較表: ランキングの7つと、Applivで紹介されている2つ

並び順は、直近のレビューのうち「何か月も」「何年も」使っていると書かれたものの割合が高い順です。この列は弱い手がかりで、なぜ弱いかは「調べ方」に書きました。料金と評価は2026年10月19日に日本のApp StoreとGoogle Playで見た値です。下の2行、みんチャレと継続する技術は、アプリ紹介サイトAppliv(アプリヴ)の習慣化アプリのまとめ記事(2026年10月8日更新)に載っているアプリ。レビューの割合は数えていないので、順位には入れていません。

アプリ長く使っていると書いたレビューの割合1日休んだときに起きること対応機種日本での料金(税込)日本のストア評価出典
Loop Habit Tracker2.17%(3,000件中65件)習慣スコアは下がるが、記録は残る。公式の説明に、長く続けたあとの数日の休みで積み上げたものが全部消えることはないと書かれているAndroid(iPhone版は確認できませんでした)無料、オープンソース。有料プランなし4.7(Google Play)Google Play
HabitNow0.97%(3,000件中29件)公開されていませんAndroid(iPhone版は確認できませんでした)無料、アプリ内課金あり(金額は確認できませんでした)4.7(Google Play)Google Play
Habitica0.87%(3,000件中26件)体力が減る。体力が0になるとレベルが1つ下がり、そのレベルの能力値ポイント、ゴールド全部、装備1つを失う。設定の「ダメージを一時停止(Pause Damage)」で体力の減少を止められるiPhone、iPad、Apple Vision、Android、ウェブ基本無料。サブスクは月額550円、年額5,400円4.4(App Store、291件)Habitica FAQ
Habitify0.55%(1,089件中6件)休み用のオフモード(Off mode)が有料プランにある。動きは公開されていないiPhone、Android、Wear OS、パソコン、ウェブ3習慣まで無料。Pro 月額1,500円、年額7,800円、買い切り9,500円から4.5(App Store、1.5万件)料金ページ
Routinery0.43%(3,000件中13件)休憩モードで予定した休みの間も連続記録を保てる。途切れたあとはストリークセーバーで戻せる。パスの数と使える期間はアップデートノートに書かれていないiPhone、iPad、Mac(M1以降)、Apple Watch、Apple Vision、Android2ルーティンまで無料。Premium 月額590円、年額4,200円4.6(App Store、3,327件)休止モードのノート
Fabulous0.13%(3,000件中4件)公開されていませんiPhone、Apple Watch、Apple Vision、Android無料で開始。アプリ内課金は880円から6,700円まで複数4.1(App Store、355件)Google Play
Streaks計測なし(Google Play版を確認できませんでした)連続日数が0日に戻る。曜日を指定すれば、休みの日はリセットの対象にならない。途切れたあとに戻せるかは公開されていないiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple Vision1,000円の買い切り。無料版なし4.7(App Store、3,792件)Streaks
みんチャレ計測していませんストアの説明文に記載はありませんでしたiPhone、Mac(M1以降)、Apple Vision(Android版は確認できませんでした)無料で開始(チーム参加は有料)。月額500円、年額4,700円4.7(App Store、3.4万件)App Store
継続する技術計測していませんストアの説明文に記載はありませんでしたiPhone、iPad、Android無料、広告なし。おまけ機能の課金(各980円)あり4.8(App Store、5.3万件)App Store

LoopとHabitNowの評価はGoogle Play、ほかは日本のApp Storeの値です。同じ列でも物差しが違います。

休んだ日について、HabitNowとFabulousは何も公開していません。Streaksはリセットされるとは書いていても、戻る方法には触れていません。Habitifyは休み用の機能の名前が出てくるだけで、何をする機能なのかの説明はなし。とはいえ、これで機能がないと決まるわけでもありません。Streaksにレビューの数字がないのも、Google Play版を確認できなかったからです。

Loop Habit Tracker: 休んだ日のことを文書で答えている唯一のアプリ

ランキングの7つの中で、休んだ日について公式の説明文が正面から答えているのはLoopだけです。連続記録の代わりに使うのは習慣スコア。続ければ上がり、休めば下がります。説明文には、長く続けたあとに数日休んでも、それまでの積み上げが全部消えるわけではないとはっきり書かれています。回復のための仕組みはありません。大きく崩れない作りなので、要らないのです。

ほかの機能は、わざと少なくしてあります。リマインダーは習慣ごとに別々に設定でき、通知の画面から完了、閉じる、あとで再通知を選べます。週3回や1日おきの予定にも対応。ウィジェットもあります。タイマーはなく、やったかどうかを記録するだけで、どの順番でやるかには関わりません。

ライセンスはGPLv3で、無料です。広告も登録数の上限もないので、3か月目に急に課金が必要になることもありません。iPhone版は確認できませんでした。iPhoneを使っている人は、ここで候補から外れます。

レビューの数字は2位の倍以上です。その一部はこの作りのおかげでしょう。サブスクのないアプリには、もともと違う種類のレビューが集まるだけかもしれません。私たちには、この2つを切り分けられません。

Habitica: 休むと体力、ゴールド、装備を失う

Habiticaは、休むと本当に損をするように作られています。FAQによると、日課(Dailies)をこなさなければ体力が減ります。体力が0になると、レベルが1つ下がり、そのレベルの能力値ポイントと手持ちのゴールド全部、それに買い直せる装備を1つ失います。やり残しが続いたタスクはだんだん赤くなっていき、そのぶん、ようやくこなしたときのごほうびが大きくなります。

逃げ道はあります。FAQが挙げているのは設定の「ダメージを一時停止(Pause Damage)」で、これを使えば日課をこなせなくても体力は減りません。休暇や体調を崩したときに、という案内です。書き方はよく読んでください。守られるのは体力のゲージです。連続記録の数まで守られるとはHabitica自身の文書に書かれていないので、この記事でもそうは書きません。

ゲーム要素の研究が最も直接に当てはまるアプリでもあります。仲間の目があるとがんばれる人なら、パーティーを組むことが、さぼりにくくなる仕組みとしてよく効きます。そしてメタ分析では、その効き目は6か月ほどで弱まっていました。キャラクターを育てたくて毎晩ストレッチが続くなら、普通の習慣トラッカーよりHabiticaが役に立ちます。困るのは楽しくなくなったあと。仕事が立て込んだ1週間で、やめるかどうかを決める前に、レベルもゴールドも装備も失っていることがあります。

Routinery: 戻る方法が2つ文書にある。無料プランの上限にはすぐ当たる

Routineryは私たちが作っているアプリです。そのつもりで割り引いて読んでください。作りの中心は、ステップから次のステップへの切り替え。順番を決めたルーティンを音声ガイド付きのタイマーで進めていき、途中で一時停止しても、ステップを飛ばしても、時間を変えても、タスクを足してもかまいません。21日間のセルフモニタリング試験でいえば、支援なしのグループより実施率が保たれた、支援ありの側に近い形です。

休んだ日向けに公開している仕組みは2つあります。休憩モードは、ルーティンをしばらく止めても連続記録が消えない機能で、出張や帰省、前からわかっている通院のように、先が見えている休みに向いています。ストリークセーバーは後から使うもの。途切れてしまった連続記録を元に戻します。パスがいくつもらえるか、いつまで使えるかは、どちらのアップデートノートにも書かれていません。表でも空欄にしました。

無料プランで作れるルーティンは2つまでです。朝と夜、それにジムの日を足すと、もう入りません。手順を組み立てるのに最初の1回は手間がかかり、チェックを付けるだけのアプリならこの手間はありません。レビューの数字では、計測した12のアプリのうち9位で、HabiticaやHabitNowより下でした。この数字も、ほかのアプリと同じ列にそのまま載せています。伏せていたら、かえって何かを隠しているように見えたはずです。お金をかけずに習慣を無制限に記録したくて、しかもAndroidを使っているなら、Loopのほうが合っています。

Streaks: 途切れると0日に戻り、ヘルプはアプリの中にある

Streaksの仕組みは、公式サイトのトップにはっきり書かれています。連続記録を途切れさせると、日数は0日に戻る。無料版もサブスクもなく、1日に登録できるタスクは24個までで、この上限は使っているうちに、やることを絞るための枠として働くようになります。時間を決めたタスクはタイマーで計測でき、リマインダーは決めたタイミングで自動で届きます。Apple Healthと連携すれば、自動で達成になる目標も。

リセットを避ける方法も1つ用意されています。タスクを特定の曜日だけに設定すると、休みの日は数に入りません。毎日やるものばかりではないので、曜日を設定して記録を途切れさせないように。公式サイトにもそう書かれています。

では、途切れたあとに戻す方法はあるのか。わかりません。サポートページはアプリ内のヘルプとメールアドレスを案内しているだけで、確かめられる公開文書がないからです。0か100かに傾きやすいという研究と合わせて考えると、このアプリでは、つらい2週間がそのまま挑戦の終わりになりやすいと私たちは予想しています。研究から引いた予想で、Streaksはこれを裏付ける情報も、否定する情報も出していません。

そのほかのアプリ: 文書がそこで途切れている

残りの3つも、休んだ日のあとに何が起きるかを公開していません。いちばん近いところまで書いているHabitifyでさえ、機能の名前を挙げたところで止まっています。

HabitNowは、機能の数だけならランキングの7つのうちで最も充実した無料のAndroidアプリです。ストップウォッチ、カウントダウン、インターバルタイマーがそろい、リマインダーとアラームも備え、習慣とタスクとカレンダーを1つのアプリで扱えます。公式サイトにあるのはプライバシーポリシーと利用規約だけ。機能の説明書きは見当たりません。ストアの説明には連続記録(success streaks)という言葉が出てきますが、どうなると途切れるのかは書かれておらず、無料プランで登録できる習慣の数も公開されていません。

Habitifyは、確認した範囲で、料金ページに休み用の機能を挙げている唯一のアプリです。有料プランの列に、無制限の習慣や高度なリマインダーと並んで「休み用のオフモード(Off mode for breaks)」が載っています。無料プランは3習慣まで。オフモードが実際に何をするのかを説明した公式のヘルプページは、見つけられませんでした。同じドメインに要望掲示板もありますが、利用者の投稿なので文書には数えていません。オフモードについて私たちが言えるのは、機能があり、有料プランに入っているところまでです。

Fabulousは、ランキングの7つの中でインストール数が最も多く、長く使っていると書いた人の割合は最も低いアプリです。売りはコーチング。脱落の研究では、人とのやり取りがある試験ほど脱落が少なくなっていました。公式サイトにはヘルプセンターと、人のコーチについての説明があります。ストアの説明にルーティンのタイマーは見当たらず、公式サイトにも一時停止、スキップ、回復についての記載はありませんでした。日本のApp Storeには880円から6,700円までのアプリ内課金が並び、どれが何の料金なのかは書かれていません。

表の下に加えた2つは、Applivのまとめ記事に載っているアプリです。そのうちみんチャレは、匿名の5人でチームを組み、チャットで励まし合いながら習慣に挑戦するアプリで、証拠の写真を送ってメンバーにOKをもらうとコインがたまります。ただし無料のままでは、チームに入れません。継続する技術は全機能無料で、広告もありません。どちらも、休んだ日に何が起きるかはストアの説明文に書かれていませんでした。

選び方: いつもどこでやめてしまうかから考える

  • 途切れた記録を見ると、全部が無駄に思えてしまう。 Loopの習慣スコアか、Routineryの休止モードと回復パスを。
  • 知らせがないと、そのまま忘れる。 リマインダーがしっかりしているアプリを選んでください。手帳や表計算ソフトで自作した記録表からは、通知が来ません。
  • 最初の一歩が重い。 タイマーで手順を1つずつ案内してくれるアプリだと、チェック欄だけのアプリより動き出しやすくなります。RoutineryかHabitNowです。
  • 飽きる。 Habiticaのゲームがいちばん効きます。効き目は6か月ほどで薄れます。
  • サブスクが更新されるたびに損した気分になる。 Loopは無料で、上の有料プランもありません。Streaksは1回払いで終わりです。
  • 休みが入るのが前からわかっている。 そのために作られた機能は、Routineryの休止モードとHabitifyのオフモード。Habitifyのほうは有料プランの機能です。

始め方: いちばん調子のいい月より、いちばん苦しかった月に合わせる

今年いちばんきつかった4週間を思い出してください。その4週間でも無料プランのまま続けられそうなアプリを入れます。254人の大人を毎月追った6か月の研究では、行動が習慣になったグループと、薄れていったグループに分かれました。習慣になった側で何度も出てきたのは、生活の状況が安定していること、頻度、自分から進んで取り組む気持ち。複雑さは逆に働いていました。凝ったルーティンは、ほかの条件が全部そろわないとこなせません。残業で帰りが22時を過ぎた日でもこなせる長さにしておきましょう。最初の目標は、2つの習慣を2週間です。

どんな手順にするかまだ決めていないなら、行動科学にもとづく続く習慣のチェックリストで選び方を紹介しています。すでに毎日している行動に新しい習慣をくっつけたいときは、習慣の積み重ね(ハビットスタッキング)の記事で仕組みを説明しています。今使っている習慣トラッカーから乗り換えたい人には、習慣記録アプリの乗り換え先の一覧がこのページより多くのアプリを扱っています。

調べ方: 数えたものと、数えられなかったもの

順位の列。 12のアプリについて、2018年12月22日から2026年8月23日までに投稿されたGoogle Playの公開レビュー32,022件を調べました。1アプリにつき新しい順に最大3,000件です。そのうち、書いた人が2か月以上そのアプリを使っていると読めるレビューの割合を数えています。判定に使った言い回しの例を日本語に訳すと、「3年使っている」「今も使っている」「毎日使っている」など。判定は人が読むのではなくパターン照合で行い、私たちのアプリも含めて、すべてのアプリに同じ条件を当てました。

この列の弱いところ。 レビューを書くのは、アプリを入れた人のごく一部です。使った期間を書く決まりもありません。新しいレビューから順に取ったため、長く使っている人が多い古いレビューは抜け落ちています。対象はGoogle Playだけ。Android版のないアプリは載らず、Streaksに数字がないのはこのためです。「2か月前に解約した」のように支払いの話をしている文は、利用期間にあたらないので除外しました。この除外は、支払いへの不満が多いアプリほど強く効きます。

アプリの情報。 対応機種や機能は、公式の料金ページ、公式のヘルプ、App StoreとGoogle Playの掲載ページを2026年9月17日に確認しました。日本での料金と評価は、2026年10月19日に日本のストアで確認しています。公開されていない値は推測で埋めず、「公開されていません」と書きました。文書そのものがないときも、そう書いています。

研究。 査読付きの論文6本です。5本は2025年か2026年の発表で、残る1本は2009年の日記研究。休んだ日に直接関係するので残しました。どの論文も、このページのアプリを試験したものではありません。

よくある質問: 習慣化アプリをどれくらい続けられるか

実際に長く使い続けられている習慣化アプリはどれですか?

継続率を公開しているアプリはありません。そこでこの記事では、直近のレビューに「何か月も」「何年も」使っていると書いた人の割合を、いちばん近い公開の手がかりとして使いました。1位はLoop Habit Trackerで2.17%。HabitNowが0.97%、Habiticaが0.87%、Habitifyが0.55%、Routineryが0.43%、Fabulousが0.13%と続きます。StreaksはGoogle Play版を確認できず、この方法では計測できません。下位の差は小さく、サンプルには「調べ方」で書いた偏りもあります。休んだ日に各アプリで何が起きるかの列と一緒に読んで、順位は出発点として使ってください。

習慣化アプリは何割くらいの人がやめてしまうのですか?

習慣化アプリごとの数字は、どのアプリも公開していません。近いのは、うつと不安のアプリの臨床試験79件をまとめたレビューで、介入期間の終わりまでに18.6%、追跡調査の時点までに28.4%が脱落していました。臨床試験に参加した人の数字です。ストアから自分で入れて使う場合とは条件が違います。リマインダーと人とのやり取りがある試験では、脱落が少なくなっていました。

連続記録が途切れると、習慣は台無しになりますか?

研究を見るかぎり、なりません。96人を12週間追った日記研究では、行動の機会を1回逃しても習慣が身につく過程にはほとんど影響せず、そのあとも自然にできる度合いは上がり続けました。2025年の質的研究で目立ったのは、自分で決めた基準を守れなかった人が、小さくして続ける代わりに計画ごとやめてしまう反応です。そのため、アプリを選ぶときは連続記録の見た目より、休んだ日の扱いを確かめてください。痛手をやわらげるアプリや、戻る道を用意しているアプリから見ていくのがおすすめです。

無料で、上限なく使える習慣化アプリはありますか?

AndroidならLoop Habit Trackerです。GPLv3のオープンソースで、広告も有料プランもなく、記録できる習慣の数にも上限がありません。HabitNowも無料で入れられ、アプリ内課金は任意ですが、無料プランの範囲は公開されていません。Habitifyの無料プランは3習慣まで、Routineryは2ルーティンまでで、どちらにも有料プランがあります。Habiticaはゲームの中心部分が無料で、サブスクは任意。継続する技術も、全機能無料で広告なしと説明しています。Streaksは1,000円の買い切りで、無料で試せる版がありません。

ゲーム要素のある習慣化アプリは、長く使っても効きますか?

最初はよく効き、あとになると効き目が落ちます。15件のランダム化比較試験、5,075人を対象にしたメタ分析では、ゲーム要素のある介入が対照群を上回り、リスク比は6か月以内で1.91、6か月を過ぎると1.37でした。著者は目新しさが薄れたためだと説明しています。うつと不安のアプリの試験を集めた別のレビューでは、リマインダーと人とのやり取りがあり、ゲーム要素のない試験で脱落が少なくなっていました。どちらも健康のための介入で、習慣トラッカーを調べたものではありません。参考にできるのは、効果がどちらに傾くかという傾向です。

旅行や帰省のあいだ、習慣化アプリを止めておけますか?

ランキングの7つのうち3つが、休み用の機能を文書に書いています。Habiticaには設定に「ダメージを一時停止(Pause Damage)」があり、日課をこなせなかったときの体力の減少を止められます。連続記録については、文書に記載がありません。Routineryには、予定した休みの間も連続記録を保てる休憩モードと、途切れたあとに使うストリークセーバーがあります。Habitifyは有料プランの機能として休み用のオフモード(Off mode)を挙げていますが、中身は公開していません。Streaksに一時停止の記載はなし。それでも、タスクを特定の曜日だけに設定すれば、休みの日は数に入りません。Loopは事情が違います。数日休んでも習慣スコアが下がるだけで記録は消えないので、一時停止が要らないのです。HabitNowとFabulousはこの点について何も公開しておらず、止められるかどうかは確認できませんでした。

参考文献: 本文で引用した資料

このガイドについて: 書いた人と、作っているもの

Routineryチームが書きました。 私たちはランキングの7つのうち1つを作っています。自分たちのアプリの見方には利害が絡むので、Routineryもほかのアプリと同じ列に載せ、計測した数字どおりの位置に置きました。順位を上げてはいません。料金、対応機種、評価、機能の説明は、公式の料金ページ、公式のヘルプ、App StoreとGoogle Playの掲載ページから取っています。日本での料金と評価は2026年10月19日に確認しました。レビューの集計は、Google Playの公開データをもとに私たちが行い、判定の条件は「調べ方」に書いたとおりです。ストアの料金は予告なく変わるので、数字を頼りにする前に出典のリンクを開いてください。

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