圏外でも使える習慣化アプリはどれ?オフライン対応を公式情報で確かめた10アプリ【2026年】

ネット接続なしで記録できる習慣化アプリを、公式の説明文とヘルプだけで確認しました。接続もアカウントも不要と明記しているのはLoop、TodoistとNotionは条件付きのオフラインモードあり、みんチャレ、継続する技術、マイルーティンなどは記載なしでした。日本の価格(円)付き。

Routinery2026年10月21日·読了18分
機内モードのスマートフォンに、接続表示のない習慣リストが映っている
目次比較表: 公式の資料に書いてあることLoop Habit Tracker: 接続もアカウントも不要と明記した唯一のアプリTodoistとNotion: 条件付きのオフラインモードみんチャレ、継続する技術、マイルーティン: 日本で評価件数の多い3アプリレビューのデータ: わかることとわからないこと選び方: 電波が切れる場面から考える順位を付けない理由: 表にした根拠よくある質問: 習慣化アプリとオフライン調べ方: 公式資料を先に、レビューは後に参考文献: 本文で引用した査読付き論文

最終更新日: 2026年10月19日

結論: 公式情報で「インターネット接続もアカウントも不要」と明記しているのはLoop Habit Trackerだけで、Android専用です。TodoistとNotionは公式ヘルプにオフラインモードの説明があり、どちらも条件付きです。Routineryはオフラインで動きますが、根拠は開発元である私たちの確認だけです。残りの6アプリは公式の説明にオフラインの記載がなく、使えるかどうかを確認できませんでした。記載がないからといって、圏外で動かないとは限りません。

機内モードのままで、今日の習慣にチェックを付けられるのか。それを確かめようと、10アプリの公式の説明文とヘルプを順に開きました。Todoistのヘルプには、オフラインではログインできないという注意まで書いてあります。一方で、Routineryを含む7アプリのストア説明文は、電波がないときの動作にひと言も触れていませんでした。

この記事の表と本文は、公式の説明文とヘルプだけを根拠にしています。公式に「動く」と書いてあるアプリと、何も書いていないアプリは、区別して載せています。

比較表: 公式の資料に書いてあること

アプリオフラインでの動作日本のストア日本での価格(税込)出典
Loop Habit Trackerインターネット接続もアカウント登録も不要。データは端末内に保存Google Playのみ無料、広告なしGoogle Playの説明文
Todoist接続が切れると自動でオフラインモードになり、再接続時に同期。事前のログインが必要App Store、Google Play無料プランあり。Pro 月額890円、年額8,080円公式ヘルプ
Notionデスクトップアプリとモバイルアプリで閲覧、編集、新規作成が可能。ページごとに設定、有料プランは最近のページを自動ダウンロード。ブラウザ版は対象外App Store、Google Play無料プランあり。プラス 月払い1,800円、年払い18,000円公式ヘルプ
Streaksオフラインの記載なしApp Store(Google Playは確認できませんでした)1,000円の買い切りApp Storeの説明文
Habitica端末間の同期の記載あり。オフラインの記載なしApp Store、Google Play基本無料。サブスク月額550円、12か月5,400円App Storeの説明文
TickTickクラウドで全端末を同期。オフラインの記載なしApp Store、Google Play無料プランあり。Premium 月額800円、年額8,000円App Storeの説明文
みんチャレオフラインの記載なし。達成はチームのチャットに報告する仕組みApp Store(Google Play版は今回未確認)基本無料。月額500円、年額4,700円App Storeの説明文
継続する技術オフラインの記載なしApp Store、Google Play無料。追加機能のアプリ内課金(980円)ありApp Storeの説明文
マイルーティンオフラインの記載なしApp Store、Google Play基本無料。プロ 月額590円、年額3,900円などApp Storeの説明文
Routineryオフラインで動作。公開しているストアの説明文には記載なし。開発元として確認App Store、Google Play基本無料。Premium 月額590円、年額4,200円Routineryチーム

価格は2026年10月19日に日本のApp Storeで確認した税込額です(LoopはGoogle Play)。アプリ内課金の一覧には、表に載せたもの以外の金額も並んでいます。

出典の列を見ると、公開資料に記載があるのが3アプリ、記載がないのが6アプリで、残る1行は私たちが自社について答えたものです。

Routineryがオフラインで動くことは、作っている私たちが知っています。ただ、読者が開いて確かめられる場所には書いていません。この記事を書く前に日本のApp Storeの説明文を確認しましたが、オフラインについての記載はありませんでした。そのため、出典の欄は「Routineryチーム」にしました。開発元の自己申告として、割り引いて読んでください。

表の「記載なし」は、公式の説明文から圏外での動作を確かめられなかった行です。

Loop Habit Tracker: 接続もアカウントも不要と明記した唯一のアプリ

Loop Habit TrackerのGoogle Playの説明文には、インターネット接続もオンラインのアカウント登録も不要で、習慣のデータが端末の外に出ることはないと書かれています。GPLv3のオープンソースで、無料、広告なし、習慣の数にも上限はありません。日本のGoogle Playでの表示名は「ループ習慣トラッカー」です。

使える端末は限られます。Android専用で、iPhone、iPad、Mac、ウェブ版はありません。同期の元になるサーバーがないので、端末どうしの同期もできません。山の中や、海外でローミングが切れたときでも、Androidのスマホ1台で記録できれば十分という人なら、Loopで用が足ります。アプリ画面が日本語で表示されるかは確認できませんでした。

Google Playの評価は4.7です。私たちがこれまでに集計したアプリの中では、シンプルさを褒めるレビューが最も多いアプリでした。

TodoistとNotion: 条件付きのオフラインモード

Todoistは、接続がなくなると自動でオフラインモードに切り替わり、再接続したときに変更が同期されます。同じヘルプ記事によると、オフラインの状態ではログインできません。電波が切れる前に、ログインを済ませておく必要があります。条件としては簡単でも、飛行機に乗る前には忘れやすいところです。

Notionは2025年8月19日のバージョン2.53でオフラインモードを追加しました。公式にオフライン対応を確認できた3アプリのうち、対応した時期はNotionが一番最近です。デスクトップアプリとモバイルアプリでは、オフラインでもページの閲覧、編集、新規作成ができます。ページごとにオフライン利用をオンにする必要があり、プラス以上のプランでは最近開いたページとお気に入りのページが自動でダウンロードされます。ブラウザ版では使えません。

みんチャレ、継続する技術、マイルーティン: 日本で評価件数の多い3アプリ

日本のApp Storeで評価の件数が多い習慣化アプリ3つも、説明文を確認しました(継続する技術5.3万件、みんチャレ3.4万件、マイルーティン6,479件)。オフラインでの動作に触れたものはありません。

匿名の5人でチームを組むみんチャレでは、達成の報告先がチャットです。圏外のあいだに記録や報告がどう扱われるかは、説明文から判断できませんでした。

マイルーティンの開発元は、レビューへの返信で、匿名ログインのまま購入すると再インストールしたあとにデータや購入情報が表示されなくなる場合がある、と説明しています。データはアカウントにひもづく作りと読み取れます。オフラインで記録した分の扱いは書かれていません。

継続する技術の説明文は、筋トレやダイエットの記録の話が中心でした。ネット接続やデータの保存先は出てきません。

レビューのデータ: わかることとわからないこと

公開されている29,022件のレビューのうち、オフラインに触れたものは149件で、全体の0.5%でした。これらのレビューの平均評価は3.19で、全体平均の3.95を下回ります。

平均3.19という数字のとおり、オフラインに触れたレビューは不満が中心です。件数にも偏りがあり、Notionが55件、Habiticaが53件で、ほかのアプリはどれも1桁でした。

Notionの件数が多い背景には、オフラインモードの追加が2025年8月と比較的最近で、それ以前の数年分のレビューが残っていることがあります。件数でわかるのはオフラインが話題になった回数までで、そのアプリが圏外で実際に動くかどうかは、レビューをいくら数えても判断できません。

旅行や時差に関する不満も探しました。29,022件のうち27件、0.1%しかなく、ここから言えることはありません。

選び方: 電波が切れる場面から考える

  • アカウントも接続も一切いらないアプリがいい。 Androidを使っているならLoopです。そう明記しているアプリはほかにありません。
  • 長いトンネルのある路線や山あいの道など、ときどき圏外になる場所を1台の端末で通る。 TodoistかNotionを、事前の設定を済ませて使います。
  • 明日、飛行機に乗る。 どのアプリでも、出発前に一度開いてログインしておきます。オフラインではログインできないと、Todoistのヘルプにははっきり書かれています。
  • 複数の端末で同期したい。 同期にはサーバーが要るので、オフラインだけで完結するアプリとは両立しません。同期を重視するなら、ネット接続が必要な点は割り切りましょう。
  • 気に入っているアプリが「記載なし」の側にある。 機内モードにして1日使ってみてください。

旅行中の数日くらい、記録が抜けてもかまわないのでは?記録の続き具合と結果の関係を調べたSMARTER試験では、成人502人が1年間食事を自己記録し、平均の記録実施率は51.6%(標準偏差39.3)でした。記録をよく続けた人ほど体重を5%以上減らせる確率が高く、調整オッズ比は1.25(95%信頼区間1.19から1.31)です。

2026年に事前登録のうえで行われた再分析では、成人254人を6か月追ったデータで、検討した10の要因のうち6つが習慣の強さと有意に関連し、その中には環境の安定と行動の頻度が含まれていました。旅行はこの2つをどちらも崩し、アプリまで止まれば記録はさらに難しくなります。因果関係は、どちらの研究でも確かめられていません。

各アプリの機能をもっと詳しく比べたい場合は習慣化アプリのまとめを、そもそもどの種類のアプリが合うかを決めたい場合は習慣化アプリ、ToDoリスト、ルーティンプランナーの違いを参照してください。

順位を付けない理由: 表にした根拠

順位を付けるには、すべてのアプリで同じものを測っている必要があります。今回は、オフラインの情報がどこから来ているかがアプリごとに違います。まとめて順位を付ければ、「確認できなかった」が「このアプリは劣る」に置き換わってしまい、手元の根拠と合いません。

そこで出典の列を付けた表にしました。機能や評価で順位を見たい場合は、比べる条件がそろっているルーティン管理アプリのまとめを参照してください。

よくある質問: 習慣化アプリとオフライン

圏外でも使える習慣記録アプリはありますか?

Loop Habit Trackerは、Google Playの説明文でインターネット接続もアカウントも不要で、データが端末の外に出ないと明記しています。Android専用です。Todoistは、接続が切れると自動でオフラインモードになり、再接続時に同期されると公式ヘルプで説明しています。事前にログインしておくことが条件です。Notionは2025年8月から、デスクトップアプリとモバイルアプリでページごとのオフライン利用に対応しました。Routineryもオフラインで動きますが、ストアの説明文には書いておらず、根拠は開発元である私たちだけです。Streaks、Habitica、TickTick、みんチャレ、継続する技術、マイルーティンは説明文にオフラインの記載がなく、圏外での動作は確認できませんでした。

オフラインで記録したデータは、あとで同期されますか?

Todoistは公式ヘルプで、再接続したときに変更がサーバーに同期されると説明しています。Loopはそもそもサーバーを持たないので、データは端末の中に残り、ほかの端末とは同期されません。Notionはオフラインでの閲覧、編集、新規作成ができると説明しています。そのほかのアプリについては、オフライン中の記録がどう扱われるかを公式情報で確認できませんでした。気になる場合は、機内モードで記録してから接続を戻し、別の端末やウェブ版に反映されるかを試すのが確実です。

Todoistはネットなしでも使えますか?

公式ヘルプによると使えます。接続がないと自動でオフラインモードになり、再接続すると変更がサーバーに同期されます。ただし、オフラインの状態ではTodoistにログインできません。電波が切れる前にログインしておく必要があり、ウェブ版やデスクトップ版を使う場合はアプリを一度起動しておく必要もあります。ログインは飛行機に乗る前に済ませておいてください。

Notionはオフラインで使えますか?

デスクトップアプリとモバイルアプリなら使えます。ブラウザ版は対象外です。ページを開き、上部のメニューからオフライン利用をオンにします。プラス、ビジネス、エンタープライズの各プランでは、最近開いたページとお気に入りのページが自動でダウンロードされます。オフラインモードが入ったのは2025年8月19日のNotion 2.53なので、「Notionはオフラインでは使えない」という以前の情報も、書かれた時点では正しい情報でした。

オフラインで使えないという不満は多いですか?

件数は少なめです。29,022件のレビューのうちオフラインに触れたのは149件(0.5%)で、その平均評価は3.19、全体平均は3.95でした。Notionの55件とHabiticaの53件に集中し、ほかのアプリは1桁です。この件数は、どのアプリでオフラインが話題になったかを表しています。

海外旅行で時差がある場合はどうですか?

調べましたが、報告できるほどの材料はありませんでした。時差や旅行に触れたレビューは29,022件中27件(0.1%)で、多いほうでもTodoistの9件、Microsoft To Doの7件です。これでは、時差の変化にどのアプリが強いかを判断できません。気になる場合は、スマホのタイムゾーンを変えて、設定済みのリマインダーがどうなるかを直接試してください。

調べ方: 公式資料を先に、レビューは後に

オフラインでの動作は公式の情報だけを使いました。TodoistとNotionはヘルプセンター、ほかのアプリはGoogle PlayかApp Storeの説明文です。説明文に記載がない場合は、結果を推測せず「記載なし」としています。追加した日本の3アプリと日本での価格は、2026年10月19日に日本のApp Storeで確認しました。

Routineryの行だけは、出典が私たち自身です。 表の中で、私たちに都合のよい行でもあります。Routineryはオフラインで動きますが、公開しているページにはその記載がありません。「記載なし」にしておけば、すべての欄を外部の資料で確かめられる表にできました。それでも、実際にはオフラインで動くアプリを「記載なし」とすれば読者に誤った印象を与えるので、この行は残しました。気になる方は、機内モードで試してみてください。

レビューの件数は、習慣化、ルーティン、タスク管理の12アプリについて、Google Playの公開レビュー29,022件(各アプリ最新3,000件まで、2018年12月22日から2026年8月19日)を集計したものです。語句の一致で数え、1件のレビューは1テーマにつき1回だけ数えました。みんチャレ、継続する技術、マイルーティンはこの集計に含まれていません。

この調査には限界もあります。 レビューのデータはAndroidのみです。ストアの説明文は予告なく変わります。表のオフラインの列は、Loop、Todoist、Notionが2026年8月23日時点、App Storeの説明文を出典にした行が10月19日時点の内容です。語句の一致による集計では、言い回しの違うレビューを取りこぼします。

参考文献: 本文で引用した査読付き論文


この記事について。 Routineryチームが書きました。上の表のうち1行は自社アプリで、その出典も自社です。理由は「調べ方」に書いています。Routineryは、ルーティンの各ステップに時間を設定し、音声で案内しながら進めるルーティンアプリです。自社のアプリにも同じ「公開資料で確かめる」基準を当てたので、表のRoutineryの行には「公開しているストアの説明文には記載なし」と書き添えています。

Routineryで毎日のルーティンにしましょう。

ステップごとのタイマーとガイドで習慣が続きます。

Routineryを無料で使う →
オフライン習慣化アプリ旅行アプリ比較